はじめに

月初になるたびに、媒体の管理画面からCSVを書き出してExcelに貼り、先月と同じグラフを作り直す作業を、クライアントの数だけ繰り返していないでしょうか。考察をChatGPTやClaudeに書かせても、前月比の取り違えや表に無い数字が混ざり、結局すべての数字を検算し直すこともあります。

本記事では、Claude Codeで広告レポートを自動化する手順を解説します。スマートエイトは、広告代理店の業務のAI化を、研修と開発でお手伝いしています。

手順の要は、毎月同じ計算を、Claude Codeに書かせたプログラムに固定することです。媒体のデータは日付ごとに貯めておく中間のテーブルから集計し、AIには考察とスライドの言葉だけを書かせます。できたスライドは、崩れと数字の食い違いを調べるチェッカーに通してから人が見ます。

この手順で、1社分のレポートを、データの取り込みから会社の書式のPowerPointまで毎月同じ品質で出せるようになります。人に残るのは、考察の判断の確認と、次の月の打ち手を決める仕事です。

本記事は、会社のPCでClaude Codeを使える前提で、Google広告とMeta広告を例にします。Claude Codeは、フォルダの中のファイルを読み、プログラムを書いて動かすAIです。2026年10月14日時点の公式情報をもとにしています。

広告レポートの作業をコードとAIに分ける|全部AIに頼むと数字が毎月ぶれる

Claude Codeに広告レポートを任せるときは、AIに書かせる作業とコードに固定する作業を、最初に分けます。計算までAIに任せると、同じ月の数字が頼むたびに変わるからです。

広告レポートの作業を、取り込み・集計とグラフ・考察・スライド・点検の5つの工程に分け、工程ごとにコード・AI・人の受け持ちを並べた図。コードは中間のテーブルに貯める、集計表とグラフを出す、数字とグラフを差し込む、崩れと数字のずれを調べる。AIは数字を引用して下書きする、型・タイトル・考察文を選ぶ、引っかかった所を直す。人は締めの日を決める、最初の1回だけ管理画面と照合する、次の月の打ち手を書く、出してよいかを決める

毎月AIに計算させると、何が起きるか

通しの例として、Google広告の検索広告とMeta広告を出す学習塾のクライアント1社を考えます。担当者は、毎月8枚ほどのPowerPointで報告しています。

この塾の広告アカウントをClaudeにつなぎ、月初に会話で先月の数字を取らせて、前月比まで計算させたとします。続けるうちに、次の3つが起きます。

1つ目は、取った日によって同じ月の数字が変わることです。Google広告では、無効なクリックが後から除かれたり、コンバージョンが数日遅れて付いたりするので、レポートの数字は更新に数日かかることがあります。月初に取った先月の数字と、月半ばに取り直した数字が合わないのは、このためです。

2つ目は、会話のたびにAIが計算し直すので、比べる月の取り違えや、取ってきた表に無い数字が考察に混ざることです。3つ目に、その検算が毎月人に残ります。塾のレポートなら、8枚に載る費用や入塾の問い合わせの数を、毎月管理画面と見比べることになります。

そこで、Claude Codeには計算するスクリプト*を1回だけ書かせ、毎月はそれを動かします。同じデータからは同じ数字が出るので、管理画面との突き合わせは最初の1回で済みます。取った日によるずれは、締めの日にその月の分を取り直して貯めることで止めます。

コードに固定する所、AIが毎月書く所、人が見る所はどこか

作業を取り込みから点検までの5つに分け、毎月同じ答えになる所はコードに、毎月言葉が変わる所はAIに、判断が要る所は人に割り振ります。

工程

コードに固定する

AIが毎月書く

人がやること

取り込み

媒体のデータを日付ごとに中間のテーブルへ貯める

—

締めの日を決める

集計とグラフ

中間のテーブルから集計表とグラフを出す

—

最初の1回、管理画面の合計と突き合わせる

考察

—

集計表の数字を引用して下書きする

次の月の打ち手を書く

スライド

数字とグラフをテンプレートに差し込む

レイアウト選び・タイトル・考察の文

—

点検

チェッカー*が崩れと数字のずれを調べる

引っかかった所を直す

通しで読み、出してよいかを決める

分担の芯は、集計表を、レポートに載るすべての数字の元にすることです。考察もスライドも数字はこの表から取り、チェッカーもこの表と照らすので、数字の出どころが毎月1つに決まります。

最初に用意するのは何か

最初の1社は、管理画面から書き出したCSVで始めます。用意する物は次の4つです。

  • 1社分の先月と前々月のCSVを、日別の行で、媒体ごとに
  • そのクライアントに今出しているレポート1本
  • 会社のPowerPointのテンプレート
  • クライアントのメモ

今のレポートは、どの指標をどの順で見せるかの見本になります。メモには、目標のCPAや季節の事情を1件1行で書いておきます。毎月回すときの貯め方と、Claudeを広告アカウントに直接つながない理由は、2章で説明します。

まずは担当するクライアントから1社を選び、先月と前々月の日別のCSV・今のレポート・テンプレート・メモの4つを、1つのフォルダに置いてください。

*スクリプト:決まった手順をコンピューターに実行させる、短いプログラムです。毎月同じデータから、同じ結果を出せます。

*チェッカー:できたスライドの文字のはみ出しや、数字の食い違いを機械で調べるスクリプトです。

媒体のデータを集計する|APIを直接つながず、中間のテーブルに貯めてから集計する

1章の分担のうち、コードに固定する取り込みと集計を組みます。

媒体のAPI(Google広告・Meta広告)のデータを、列の名前を揃えて中間のテーブル(BigQueryなど)に日付ごとに貯め、締めの日にその月の分を取り直してから集計表(前月比・日別の推移・グラフ)にし、Claudeには集計済みの表だけを渡す流れを示す図。媒体のAPIとClaudeは直接つながない。理由は、取る時期で数字が変わること、AIに権限を持たせないこと、渡す量を小さくすることの3つ。Claudeは考察とスライドの言葉だけを書く

媒体ごとに違う列の名前を、どう揃えるか

最初の1社は、管理画面から書き出したCSVで十分です。ただ、同じ物を指す列でも、媒体によって名前が違います。塾の例で使う主な列は次のとおりです。

揃えた名前

Google広告の列

Meta広告の列

費用

費用

消化金額

表示回数

表示回数

インプレッション

クリック

クリック数

リンクのクリック

問い合わせの数

コンバージョン

結果

Meta広告には、クリック(すべて)とリンクのクリックのように近い列が2つあり、どちらを使うかでCTRもCVRも変わります。そこでClaude Codeには、スクリプトより先に列の対応表だけを作らせ、人が確かめてから進めます。

この対応表は、2-2の中間のテーブルの列の決まりにもなります。最初の1社のCSVも揃えた名前で1つの表にまとめておけば、切り替えた後も同じスクリプトで集計できます。ほかの媒体は、対応表に列を1つ足すだけです。

毎月回すなら、データをどこに貯めるか

媒体のAPI*から取ったデータは、BigQuery*などの中間のテーブルに日付ごとに貯め、集計はこの表から行います。Claudeには集計済みの表だけを渡します。

Claudeを媒体のAPIに直接つながない理由の1つ目は、取る時期で数字が変わることです。Google広告の問い合わせの数はクリックした日に計上され、既定では30日後まで前の日付に足されていきます。

Google広告からBigQueryへの毎日の取り込みは、既定で直近7日分を取り直すだけなので、月初の日の分は早く固まります。そこで締めの日に、範囲の外の日付も指定してその月の分を取り直してから集計します。取り直した後なら、いつ集計しても同じ数字になります。

2つ目は、AIに広告アカウントの権限を持たせないためです。Google広告のAPIでは、つないだ人の権限がそのまま効きます。運用担当の権限でつなぐと、つなぎ方によっては、AIが入札や配信の設定まで変えられます。

Meta広告は読むだけの権限と管理する権限を分けていますが、仕組みは媒体ごとに違うので、AIには広告アカウントを渡さず、貯めた表だけを見せる形にそろえます。

3つ目は、Claudeに渡す量を小さくするためです。Claude Codeは、読み込む内容が多いほど使う量が増えます。生のデータではなく集計済みの表なら、毎月読む量が小さく済みます。

前月比とグラフを毎月同じ形で出し、合っているかを確かめるには

集計のスクリプトには、前月比と日別の推移を毎月同じ形で出させます。売上を計測しているクライアントなら、ROASも足します。塾の例なら、依頼は次のとおりです。

中間のテーブルから、先月と前々月の数字を媒体別と合計で取り出すスクリプトを書いてください。
費用・表示回数・クリック・問い合わせの数・CPA・CTR・CVR・クリック単価と前月比を計算し、集計表はCSVで保存してください。
前月比を変化の大きい順に並べた表も出してください。
費用・問い合わせの数・CPAは日別の推移も媒体別に出し、表とグラフの画像で保存してください。

最初の1回だけ、締めの日の取り直しの後に管理画面を開き、費用・クリック・問い合わせの数の合計が集計表と一致するかを確かめます。合えばスクリプトを固定し、以後はこの集計表を正とします。変化の大きい順の表は3章の考察の材料になり、5章のチェッカーもこの集計表と照らします。

*API:ほかのサービスのデータを、プログラムから取り出したり操作したりするための窓口です。

*BigQuery:Googleが提供する、大量のデータを貯めて、表の形のまま集計するためのサービスです。

前月比の考察をAIに下書きさせる|数字は集計表から引用させ、打ち手は人が足す

2章の集計表をもとに、前月比の考察をAIに下書きさせます。AIに任せるのは言葉だけで、数字は表から引用させます。

前月比の考察をAIに下書きさせる流れを示す図。集計表、前月比の表(変化の大きい順)、クライアントごとのメモの3つだけをClaudeに渡し、表の値をそのまま使う、決まった幅以上に動いた指標だけを取り上げる、原因を事実と推測に分ける、という条件を依頼文に入れる。Claudeが何が起きたかと考えられる原因を下書きし、人が原因の見立ての確認と次の月の打ち手を足す。分かった事情はメモに1行足す

考察のために何を渡すか

渡すのは、次の3つだけです。

  • 中間のテーブルから出した集計表
  • 前月比を変化の大きい順に並べた表
  • クライアントごとのメモ

生のデータは渡しません。AIが読む数字を、2章で管理画面と突き合わせた集計表の数字だけにするためです。

メモには、そのクライアントの運用の知見を1件1行で貯めていきます。塾のメモなら、例えば次のような行が並びます。

  • 目標のCPAは8,000円以内
  • 2〜3月は春の入塾期で、問い合わせが増えやすい
  • 9月20日から、Meta広告の画像を体験授業の写真に替えた
  • 見出しに定期テスト対策と入れた広告は、クリックされやすかった
  • 成績が必ず上がる、のような言い切りは使わない

結果の数字はメモに書かず、毎月集計表から取らせます。メモに残すのは、目標や季節の事情、効いた訴求、使わない言い方のように、表に出てこない事情だけです。1か所にたまっていれば、担当が替わっても、AIは同じ前提で考察を書けます。

表に無い数字を書かせないには

表に無い数字を防ぐには、AIに計算させず、引用だけをさせます。依頼文に入れる条件の1つ目は、前月比の表の値をそのまま使い、計算し直さないことです。残りの2つは、決まった幅以上に動いた指標だけを取り上げることと、原因を事実と推測に分けて書くことです。

塾の例なら、依頼は次のとおりです。20%という幅は例なので、自社の線に置き換えてください。

集計表と前月比の表、クライアントのメモを読んで、9月の考察を下書きしてください。
数字は前月比の表の値をそのまま書き、自分で計算し直さないでください。
取り上げるのは、前月比で20%以上動いた指標だけにしてください。
原因は、表とメモで確かめられる事実と、推測を分けて書いてください。
メモにある使わない言い方は、使わないでください。

それでも、写し間違いが残ることはあります。下書きに書かれた数字は、5章のチェッカーが集計表と1つずつ照らすので、人が数字を検算せずに済みます。

人は何を足すか

AIの下書きでそろうのは、何が起きたかと、表とメモから考えられる原因までです。人が足すのは、原因の見立ての確認と、次の月の打ち手の2つです。

例えば、塾のCPAの上昇をAIが季節の事情と推測していても、実際の原因が、クライアントから聞いた近くの競合の塾の開校だったなら、それを知っているのは担当者だけです。見立てを確かめたうえで、入札や予算、画像の差し替えをどうするかを、クライアントとの約束も踏まえて決めます。

確かめて分かった事情は、メモに1行足しておきます。翌月からはAIがその前提で下書きするので、運用の知見が担当者の頭の中だけに残らず、毎月の考察に積み上がっていきます。

会社の書式のスライドにする|規約を先に渡し、型から選ばせて数字を差し込む

3章までで、集計表と考察の下書きがそろいました。次は、それを会社の書式のPowerPointにまとめます。

会社の書式のスライドを作る流れを示す図。規約(書き方の決まり)と型(ページの形)をClaudeに渡し、型・タイトル・考察の文を選ばせて、設計のファイルに書き出す。スクリプトが設計のファイルをもとに、集計表の数字とグラフの画像を差し込んで、PowerPointのファイルにする。集計表の数字とグラフはAIの手を通らない

先に渡す規約には何を書くか

スライドを作らせる前に、会社のレポートの書き方の決まりを1つのファイルにまとめて渡します。この記事では、これを規約と呼びます。毎月この規約を読ませるので、担当者やクライアントが替わっても、スライドの書き方がそろいます。

規約には、例えば次のような決まりを書きます。

  • 1枚で伝えることは1つにする
  • タイトルは結論の文で書き、です・ますで終えない
  • タイトルだけを上から読んで、報告として通じるようにする
  • 単位・桁区切り・小数の桁・前月比の符号をそろえ、番号は1から振る
  • タイトルに書いた数と、本文の数を合わせる
  • グラフのページには、そこから何が言えるかを添える
  • 書体は1種類にし、色は会社の色だけを使う

タイトルは、塾の例なら「検索広告のCPAは、クリック単価が上がって前月より悪化した」のように結論を書きます。「前月比の推移」のような見出しだけのタイトルでは、上から読んでも報告になりません。

スマートエイトも、公開されている規約と型を自社用に直して使っています。規約を直しの指摘で育てていく方法は、Claudeでスライドの質を上げる4つの仕組みで扱っています。

型から選ばせるには

毎月同じ並びで報告するレポートは、話の順番が先に決まっているので、ページの形を型として先に用意できます。会社のPowerPointのテンプレートに型を作って名前を付け、8枚で報告している塾なら、表紙・要約・前月比のページ・推移のグラフ・媒体別の内訳・考察・次の月の打ち手の7つの型を組み合わせます。

AIには、ページごとにどの型を使うかと、タイトル、考察の文だけを選ばせ、設計のファイルに書き出させます。設計のファイルの中身は、例えば次のような形です。

4枚目/型:前月比のページ/タイトル:検索広告のCPAは、クリック単価が上がって前月より悪化した
5枚目/型:推移のグラフ/タイトル:Meta広告の問い合わせは、写真を替えた9月20日から増えた
6枚目/型:考察/タイトル:9月の悪化は検索広告に限られ、Meta広告は目標の範囲に収まった

合う型が無いページは、型を1つ足すか、そのページだけ自由に組ませます。型に誤りがあると全クライアントのレポートに写るので、型そのものは最初に1回、人が点検しておきます。

数字とグラフは、なぜスクリプトに差し込ませるのか

数字をAIにスライドへ書き写させると、桁や小数の写し間違いが起きます。そこで、表とグラフの数字はAIに触らせず、スクリプトに差し込ませます。

スクリプトは設計のファイルを読み、型ごとにページを作って、タイトルと考察の文を入れます。そのうえで、2章の集計表の数字とグラフの画像を、型の決まった場所に差し込み、PowerPointのファイルとして書き出します。このスクリプトも、Claude Codeに1回書かせれば毎月使えます。

AIが選んだ型と言葉に、スクリプトが入れた数字が合わさって、1本のレポートになります。表とグラフの数字は、AIの手を通りません。考察の文に引用した数字も含めて、スライドの数字はすべて5章のチェッカーが集計表と照らします。

チェッカーを通してから人が見る|崩れと数字の食い違いを機械で止める

4章でできたPowerPointは、人が開く前にチェッカーに通します。崩れと数字の食い違いを機械で先に止めておけば、人が1枚ずつ探さずに済みます。

できたPowerPointのファイルをチェッカーに通してから人が見る流れを示す図。チェッカーは元のデータ、はみ出しと重なり、小さすぎる字、書体と色、数字の照合、タイトルの数、残り物を点検する。引っかかったら、ページ・箇所・理由の一覧をClaude Codeに渡して引っかかった所だけ直させ、もう一度チェッカーに通す。引っかかりが0になったら、人が、考察の判断が合っているか、次の月の打ち手が書けているか、クライアントに出してよいかを通しで読む

チェッカーは何を点検するのか

チェッカーは、できたPowerPointのファイルを開き、決まった項目を順に調べるスクリプトです。これもClaude Codeに1回書かせれば、毎月使えます。点検する項目は次のとおりです。

点検すること

見る中身

引っかかったら

元のデータ

その月の日数分がそろっているか、列が前の月と同じか、費用の合計が請求額と大きくずれていないか

取り込みを直し、集計からやり直す

はみ出しと重なり

文字や表がスライドの外に出たり、文字どうしが重なったりしていないか

文字を削るか、枠を広げる

小さすぎる字

本文の字が、規約で決めた大きさを下回っていないか

大きさを戻し、入らない分は2枚に分ける

書体と色

規約の書体と会社の色から外れた字がないか

規約の書体と色に戻す

数字の照合

考察に引用した数字も含め、同じ指標に集計表と違う数が付いていないか

集計表の値に直す

タイトルの数

タイトルに書いた数と、本文の項目の数が合っているか

どちらかを中身に合わせる

残り物

テンプレートの仮の文言や、頭に0が付いた番号が残っていないか

消すか、決めた書き方に直す

例えば、塾の6枚目の考察の文で検索広告のCPAが820円になっていて、集計表では8,200円なら、数字の照合で止まります。

引っかかった所だけAIに直させるには

チェッカーの結果は、ページと箇所と理由の一覧で出させます。その一覧をそのままClaude Codeに渡し、引っかかった所だけを直させて、もう一度チェッカーに通します。引っかかりが0になるまで、この往復を繰り返します。

崩れの中には、機械では数えられない物もあります。図が何を言っているか読み取れない、余白が片側に寄っている、といった崩れは、ページを画像にして、作った会話とは別のClaudeに見せて点検させます。

毎月同じ指摘が出るなら、その決まりを規約に1行足します。翌月からは、作る段階でその崩れが減っていきます。

人は最後に何を確認するか

チェッカーを通った後に人が見るのは、レポートを頭から通しで読み、考察の判断が合っているか、次の月の打ち手が書けているか、クライアントに出してよいかの3点です。数字の検算と体裁の確認は、ここまでで済んでいます。

1社分が毎月回るようになったら、2社目に広げます。クライアントごとに変わるのは、列の対応表とメモ、使う型の並びです。これをクライアントごとの設定のファイルに分けておけば、集計とスライドのスクリプトとチェッカーは、そのまま使い回せます。CSVから中間のテーブルに切り替えた月は、もう一度管理画面の合計と突き合わせてから、全クライアント分を同じ手順で動かします。

さいごに

Claude Codeで広告レポートを自動化するときは、作業をコードとAIと人に分けます。媒体のデータは中間のテーブルに貯めて集計し、毎月同じ計算はプログラムに固定して、AIには考察とスライドの言葉だけを書かせます。できたスライドは、チェッカーを通してから人が読みます。

まずは1社分の先月と前々月の日別のCSVと、今のレポート1本をClaude Codeに渡し、列の対応表を作らせるところから始めてください。

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